脂肪吸引後の皮膚がたるむ? | 「美女力アップ」塾

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脂肪吸引後の皮膚がたるむ?

痩身・ダイエット

脂肪吸引後の皮膚がたるむ?

脂肪吸引や急激なダイエットで、よくイメージされるものが「たるんだ皮膚」ではないでしょうか。今回はこの”たるむ”という症状がおきる原理や起きやすい方について説明します。

皮膚がたるむ原理

皮膚は元々伸縮性に優れている組織です。妊娠でお腹が大きくなっても、出産してお腹が元に戻っても皮膚は伸びたり縮んだりして対応する現象が良い例ですよね。ではなぜ“たるむ”のでしょうか?そもそも皮膚は、表面から表皮、真皮、皮下組織といった構造をしています。大量の脂肪吸引や大幅な減量を行うと、皮下組織部分の脂肪の体積が減少することになります。表皮と真皮の体積はそのままの為、下に隙間ができてしまった状態となり、この余った表皮と真皮が垂れ下がることで“たるみ”が発生します。

“たるみ”やすい人

基本的には、皮膚も新陳代謝をしており、1~3ヶ月で細胞は入れ替わります。それに伴って、徐々に皮膚は縮んできます。ではどういった人が“たるむ”のでしょうか。それは、元々の皮下脂肪量が多く、脂肪吸引で一度に大量に皮下脂肪を除去した人や高齢の方に多く見られます。まず皮下脂肪を過剰に吸引した人は、表皮・真皮と皮下組織の体積差が大きく、皮膚の伸縮性の限界を超えた為、縮みきれずにあまった皮膚が“たるみ”やすくなります。

次に高齢者の方ですが、そもそも皮膚の伸縮性を保っている重要な成分が、真皮層のコラーゲンとエスチレンという繊維成分です。これらは、加齢と共に減少することが分かっています。その為、加齢と共に皮膚の伸縮性も低下していくと考えられます。また加齢と共に細胞の新陳代謝にも時間がかかるようになる為、皮下脂肪の減少に皮膚の伸縮が追い付かず“たるんだ”皮膚の状態のままになってしまうリスクが高いと言えます。

注意点はこの2つ!

1つ目は、十分に医師と相談することです。脂肪吸引は過度な吸引を行うと“たるみ”のリスクも生まれますが、経験豊富な医師ではその度合いを見極めることが可能な為問題ありません。その為、医師の勧めを聞かずに「どうなってもいいから大量に脂肪吸引してほしい」などと強要するとご自身が悲しい思いをすることになるので注意してください。

2つ目は、脂肪吸引後の圧迫を十分に行うことです。脂肪吸引後は皮下組織に隙間があいたような状態になります。これをしっかり圧迫することで、皮下組織だけでなく、皮膚も隙間なく綺麗に接着させ、美しい痩身効果を意味出します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。“たるみ”の原因と注意点を理解していれば、きちんと防げる症状であることをご理解頂けたでしょうか。正しい知識で、脂肪吸引をより効果的に皆様の美にお役立て頂ければ幸いです。

以下は、セルポートクリニック横浜でご提供する治療の情報となります。

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記事監修:海野早織医師プロフィール詳細
海野早織医師

専門分野
乳房再建、形成外科一般

専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医

所属学会
日本形成外科学会日本美容外科学会日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会日本皮膚科学会日本創傷外科学会日本血管腫血管奇形学会