“ダイエット”と“豊胸”はどっちを先にするべき? | 「美女力アップ」塾

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“ダイエット”と“豊胸”はどっちを先にするべき?

美バスト・豊胸

ダイエットと豊胸はどっちを先にするべき?

「胸は大きくしたいけど、痩せたい」 そう思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、“ダイエット”と“豊胸”はどちらを先にするべきかについて、考えてみたいと思います。因みにここで言うところの“ダイエット”は、運動等により全身の脂肪量を減少させる行為のことを指すものとします。

ダイエット×シリコンバッグ豊胸

基本的にダイエットをして脂肪を減らすと、全身の脂肪細胞が同じように小さくなると言われています。つまり、胸の脂肪も同様に体積が減少します。シリコンバッグ豊胸の場合は、全身のバランスや胸の大きさに応じてバッグのサイズや挿入位置を検討する必要があります。もし、シリコンバッグ豊胸後に大幅なダイエットをしてしまうと、バッグのサイズが大きすぎて不自然になってしまったり、バッグの輪郭に段差が出てきてしまう可能性があります。その為、ダイエット後(そのまま維持できる状態)の体型に合わせてバッグのサイズや挿入位置を選ぶ方が良いかもしれません。

ダイエット×脂肪注入豊胸

今回のテーマで一番判断が難しいのが、脂肪注入による豊胸との組み合わせです。まず、ダイエット後に脂肪注入による豊胸を行う場合について考えてみます。脂肪注入は、患者様自身の脂肪を吸引して胸に注入することで胸の脂肪量を増やす施術です。その為、大幅なダイエットをして、十分な脂肪を吸引できない状態になってしまうと、注入できる脂肪量も減り、効果も小さくなってしまいます。

それでは逆に、脂肪注入豊胸をした後にダイエットした場合について考えてみます。先ほどもご説明した通り、ダイエットによって脂肪を減らすと、全身の脂肪細胞が同じように小さくなります。つまり、折角注入した脂肪も、生着した後は他の脂肪細胞と同様にダイエットの影響を受けて小さくなってしまいます。全身の脂肪のバランスが大きく崩れるものではありませんが、大きくなった胸がまた小さくなってしまうので、勿体なく感じるかもしれません。

ダイエット×ヒアルロン酸豊胸

一番影響が少ないではないかと予想しているのが、ヒアルロン酸豊胸です。ヒアルロン酸も人工物ではありますので、とても多くの量を注入して、その後大幅なダイエットをするとバランスが悪く感じたり、ダイエット前より固さが気になる可能性があります。しかし、ヒアルロン酸は良くも悪くも徐々に吸収され小さくなりますので、そのまま吸収されて調度良い状態になることを待っても良いでしょうし、どうしても気になる場合はヒアルロン酸を分解する方法もあります。逆に、ダイエット後にヒアルロン酸豊胸をする場合は、その際の体型に合わせて施術ができますので、問題ないと思います。

まとめ

今回は患者様からも稀に質問される“ダイエット”と“豊胸”の組み合わせに関する内容をお話しましたが、いかがでしたでしょうか。今回お話した内容は大幅なダイエットによって、体型も大きく変化した場合に限定したお話ですので、あまり気にし過ぎないで頂ければ幸いです。しかし、脂肪注入豊胸を希望される方で元々痩せ型の方は、手術前に太って頂くことをお勧めすることもあるほど脂肪量確保は重要です。ダイエット前に一度医師の診察を受けて、どの程度ダイエットしても脂肪注入豊胸に問題ないかなどをご相談頂くと良いと思います。

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記事監修:海野早織医師プロフィール詳細
海野早織医師

専門分野
乳房再建、形成外科一般

専門医
日本形成外科学会認定 形成外科専門医

所属学会
日本形成外科学会日本美容外科学会日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会日本皮膚科学会日本創傷外科学会日本血管腫血管奇形学会

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