脂肪豊胸術後の痛みはある?どんなケアをすればいい?
美バスト・豊胸
手術と聞いて気になるのが「術後の痛み」ですよね。今回は、痛みを含めた術後の経過とケアについてご紹介します。
① 胸部
CAL脂肪注入を行った胸部は、皮膚を切るわけでもない為、実はさほど痛くありません。術後の状態としては、少し腫れて熱っぽい状態になります。赤みだけは、2週間程度で落ち着きますが、腫れ自体1ヶ月程度かけて徐々に落ち着いてきます。ただし、シリコンインプラントを併用して大胸筋の剥離を行う必要があったり、癒着剥離等を行う場合は、痛みを生じますのでご留意ください。
術後のケアについては、意外かもしれませんが、生着の面で言いますと何もしない(安静)が一番です。注入した脂肪は、血管がつながって栄養が貰えるようになるまで生死をさまよう瀬戸際にいます。このタイミングでマッサージのような刺激を与えたり、激しい運動のように別のところに酸素を使われてしまうと生着前の脂肪にとってはより過酷な環境においやられてしまいます。
その他にもタバコなど、生着の為には控えて頂きたいポイントがありますので、医師の指示をしっかり守って、注入した脂肪を最大限生き残らせてあげてください。
② 脂肪吸引部
幹細胞の抽出や、注入する為の脂肪を採取した脂肪吸引部。こちらは痛みが生じます。痛みの強さは元の体型や吸引した脂肪量によっても異なりますが、強い筋肉痛のような痛みが術後3日間は、比較的強く現れます。動かしたり、力を入れた際に痛みが生じますが、全く動けないわけではありませんのでご安心ください。
脂肪吸引後のケアとして重要なことは圧迫とマッサージです。脂肪を吸引し内部に隙間の空いた状態となった部位は、圧迫することで余分な水分の停滞を防ぎ、また皮膚を固定できることから痛みも緩和できます。しかし、お仕事をされている方は、3日間はお休み頂いて安静にし、その後も可能であればデスクワークから徐々に始めて頂くことをお勧めしています。マッサージは手術後3~4週間後程度から始めて頂くケアで、脂肪吸引部の状態をより早く滑らかにする効果があります。
脂肪注入をするだけなら胸部がさほど痛くないという事実は、意外だったのではないでしょうか。実際に手術された皆様がおっしゃるには、脂肪吸引部が痛いので気付かないそうです。
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